everyday life with momo and his family

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敬老の日に。
台風の影響で朝から強風が吹いてた。
『こんな日に誰も散歩してないよ』と言うが
momoは一向に聞いてくれない。
『早く散歩行こう!!』とせがまれて
しぶしぶ出かける。

いつも曲がる角まで来ると
時々散歩で出会うおじいさんに会った。

『おはよう!』と立ち止まってくれた
おじいさんが一人で散歩していたので
『あれ!? 今日はワンちゃんは?』と聞いた。
『それが先月の11日に亡くなってね…。』

私はこれまでに何度か
『ワンちゃんのお名前は何ですか?』
と聞いたことがあった。
いつもおじいさんは
『キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルです』
と答えるので、私はワンちゃんの名前を知らずにいた。

ワンちゃんは12歳だった。
そんな急に亡くなる程弱っているとは思えなかった。
だから私はおじいさんが一人で散歩していることが
とても不思議で、今日は風が強いからかな、くらいにしか
考えてなかった。

おじいさんはmomoのことをじっと見て
『かわいいね、かわいいね』と
何回も繰り返して言った。
そしてmomoの周辺にポタポタと水滴が落ちた。
おじいさんの大粒の涙だった。

『二人暮らしでね。いつも私がいないと心配して
あちらこちら探して、トイレにいたのか~って
顔したりしてたのに…。自分が先に逝ってしまって』
おじいさんと車で一緒に出かけて、帰りの車の中で
ワンちゃんは亡くなっていたんだそうだ。

『まだ12歳だったから、あと3年くらいは
大丈夫かな~なんて思ってて、そしたらこっちが
90になるよ、なんて思ってたんだけどね…』
ポツリポツリと話すおじいさんの目からは
涙がとめどなく溢れてきて
それを不思議そうにじっと見つめるmomo。
そうですか、そうですか、としか返事ができない私。

浜へ行く手前で
『行っておいでね』とおじいさんはmomoに言った。
『じゃあ行ってきます!』と私は言って
おじいさんと別れて少し歩いてから振り返った。

いつもの散歩道をおじいさんは歩いていた。
なのに、おじいさんの右側にワンちゃんがいない。
おじいさんの左手にいつもの
白い小っちゃなお散歩バッグもなかった。
いつもと同じ風景なのに
おじいさんはたった一人で手ぶらで歩いていて
まるで見知らぬ人のように見えることが
とても悲しかった。

Comment

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何か胸がつまっちゃったよ・・・。
虹の橋を渡ったわんちゃんを思う、おじいさんの気持ちがすごくわかる。
せつないね。
本当に大事に大事に家族だったんだろうな。
何かおじいさんがショックで落ち込んで、体調悪くならないか・・・心配だね。
何だか本当にせつない・・・。
koo mama | URL | 2006/09/20/Wed 14:31[EDIT]
☆くぅちゃんママ へ☆
何を察することなく私はバカみたいに
元気な明るい声で『ワンちゃんは?』って
聞いてしまって…。

おじいさんはとてもステキなおじいさんで
いつもきれいにされてて
私もあんな風に凛と歳をとりたいって思う人です。
いつもおじいさんを見かけるときは
ワンちゃんと一緒で
浜を散歩している時もよくワンちゃんを
ブラッシングしているを見かけては
かわいいんだろうなぁって思ってました。
だから、亡くなったと聞いた時は
そのブラッシングされてるワンちゃんの
気持ちよさそうな幸せな顔が走馬灯のごとく
思い出されました。

おじいさんは大粒の涙を流しているんだけど
努めて明るく話そうとしていて
それがとても切なかったです。
天国から絶対にワンちゃんはおじいさんが
心配で心配でたまらないってわかります。
momoを見て、かわいいね、と繰り返した
おじいさんはまるで亡くなったワンちゃんに
話しかけているかのようで
私はおじいさんに何ひとつ声をかけることが
できませんでした。
momo姉 | URL | 2006/09/20/Wed 17:15[EDIT]
なんか私の勝手な妄想なんだけど
ワンちゃんはおじいさんの何かしらの危機を救ったんじゃないかな~なんて思ってしまったよ。
すごくすごく悲しいことだけど
ワンちゃんをみとることができたのは良かったと思うな。
やっぱり愛犬残していけないもん。
でも愛犬を想う気持ちはみんな同じだとは思うけど
90歳とかになって愛犬と一人と一匹の生活の中での愛犬の存在ってのは想像以上に大きいものな気がするよね。
なんだか考えとかうまく言葉にできないけど
おじいさんには体に気をつけて
ワンちゃんとの幸せな時間を大切に過ごしてほしいね。
メロママ | URL | 2006/09/20/Wed 23:54[EDIT]
読んで私も涙が出ちゃった。高齢のワンちゃんでも、飼い主としてはやっぱりまだまだ長生きしていてもらいたいもんね。特にその子が元気なら尚更。だからおじいさんの「あと数年ほどは・・・」って気持よくわかるなぁ。
ペットを飼ってるといつかお別れの時が来る。わかっていても・・・辛いよね。だけどおじいさん・・・ワンちゃんは亡くなってしまったけど、おじいさんの傍で、一緒の車の中で最後を過ごせて良かったと思う。知らないところだともっと寂しいもんね。

ワンちゃんが居なくても散歩を続けるおじいさん。ホント切ないよ。でも、おじいさんの健康、気分転換の為にも散歩は大切なのかもね。momoちゃんがいっぱい癒してあげれるといいね♪
ルビーママ | URL | 2006/09/21/Thu 11:55[EDIT]
☆メロちゃんママ へ☆
そうかもしれない!
おじいさんを助けたのかもしれないよね?
この間もおじいさんを見かけたのだけど
いったい何人の人からワンちゃんのことを
聞かれたんだろうな、って思って
もし私だったら、しばらくの間は
引きこもってしまうかも、って考えた。
人もワンコも生きている時間って決まっているから
その時間がとっても大切なんだよね。
どれだけ別れが悲しくっても
絶対にワンコを飼ったことを後悔はしないもん。
momo姉 | URL | 2006/09/27/Wed 09:23[EDIT]
☆Dear Ruby Mom☆
おじいさんは大粒の涙を流しているんだけど
照れたように半ば笑いながら
ワンちゃんの事を話してくれたの。
それが無理してるってわかるから
聞いていて本当に悲しかったよ。
momoを見ていてワンちゃんとのことを
いっぱい思い出したんだろうなって
涙を見てそう思った。
momoではワンちゃんの代わりにはなれないけど
それでもお散歩の時に会えたら
おじいさんに声をかけていこうって思う。
momo姉 | URL | 2006/09/27/Wed 09:31[EDIT]
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